ゲームと音楽のネタ帳

ゲーム、音楽に関することを書きます

テイルズオブアライズ 実績コンプしました

テイルズオブアライズ、ついに実績コンプしました。

FF7リメイクに比べると、かなり楽です。どうも20%以上の人が実績コンプまで遊んでいるみたいですしね。

思い返してみると、難しい実績は皆無でした。作業的なものもありますが、基本的には苦痛を伴う実績はあまり無かったですね。

やり込み要素の一つに、「敵に止めを刺した回数で武器が強くなる」なんてものがあるので、PS2とか古い時代のRPGを思い出しました。ちなみに、面倒だと思う人はキサラとロウでこちらのやり込み要素やらなくていいです。プレイヤーが操作すると強いのは、完全にアルフェン一択なので。

クリア後のやり込み要素が、何のギミックもなく、景色の変化が乏しいダンジョンを進んで、奥にいるボスを倒して回るっていうものなので、戦闘のテンポの良さがなければ、ただの苦痛要素でしかないでしょうね。本当にテンポの良さに救われているゲームと言えます。

そもそもな話、本編のダンジョンは難解なギミックを排していたので、「君たち、面倒なことはやりたくないでしょ?サクッとストーリーを進めたいでしょ?あと、パズル考えるの面倒なんでパス」っていう開発者の怨念に近い声が聞こえてくるような作りだったので、難解なパズルをやりたいって人には恐らく単調なものに見えると思います。

どちらかというと私は小難しいパズルが嫌いなので、こういうのもいいと思いますけどね。

FF7リメイクのように、アイテム使うの禁止!なんてことはないので、最終的に戦闘はレベル上げて、回復しつつ殴るって感じになるので、プレイヤースキルは実績コンプにはあまり求められないです。そこはまあ良し悪しですが、難しすぎてイライラするよりはいいでしょう。こういうキャラ育成後の、強さの実感が感じられるRPGは必要ですからね。私はアリだと思います。

あと、またしてもFF7リメイクと比較になってしまいますが、深追いしなければ大体の攻撃を回避できる作りになっているのはストレス無くて良いです。あちらはもう攻撃を食らうのが前提ですからね・・・。

他に気になったのは、人型のボスはサイズが小さいので、攻撃の予備動作がわかりづらいのはこの手のゲームの難点ですね。術技のエフェクトで画面は見づらいですし。

欠点らしい欠点があまりないアライズですが、今思うと、敵のバリエーションの少なさが最大の欠点ではないでしょうか。ボスも普通に色違いが、出てくるので、やはり、これも戦闘のテンポの良さが無ければ、ダルイだけだっただと思います。

加えてプレイヤーはアルフェン以外を操作するメリットが皆無というのも痛いですね。終盤のボスはダウン時間が短いので、そのダウン中に高火力のフラムエッジを叩きこめるアルフェン以外の近接キャラが空気だったのは残念。キサラとロウにももっと見せ場が欲しかった・・・。

私は、発売日にアルティメットエディションを買いましたが、正直、DLCは時短パック3個だけ買えば十分だったかなと思います。まあ面白いゲームだったので、金返さとかは言いませんが。とりあえず、女性陣の水着衣装は楽しませてもらいましたので、その点については良かったです。

実はテイルズシリーズはファンタジアを途中で積んだ以外の思い出がないので、過去作もやってみたくなりましたね。これもまたいつか機会を作ってプレイしたいところです。

アライズには、超楽しませてもらったので、バンナム様、続編待ってます。

テイルズオブアライズ クリア後感想

テイルズオブアライズ、難易度ノーマルでクリアしました。いやー、面白かった。

とにかくテンポがいいゲームで、主要なところには大体飛べるファストトラベル、難解すぎない収集&クラフト要素、戦闘中のクイックな操作感と、サクッとした演出で爽快感を感じさせるブーストストライクなど、現代のゲームらしいブラッシュアップがなされているのが素晴らしい。

ストーリーもすごく良かったです。SFと中世ファンタジーの融合は間違いなく、海外展開を狙っているのでしょうが、ダークファンタジー特有のハードコアな世界観、少年バトル漫画のような真っ直ぐな熱量(技名を叫んでしまうのは恥ずかしいが、熱い)、そして、最初は奴隷を解放するのが目的だったのに、気づいたら、「あれれ?いつの間にかこんなに話がでかくなってる!?」っていう、思えば遠くへ来たもんだと呟いてしまう展開は、本当にThe J-RPGって感じで良いです。これぞ国産RPG伝統芸能という感じで、好きな人にはたまらないと思います。

キャラも非常に魅力的で、各々が重いトラウマを抱えているわけですが、仲間との絆が深まっていく内に、大きく成長して、前向きに生きていこうという描写には素直に感動しました。一応、男3、女3でそれぞれカップルを作っている感じですが、作中のイチャイチャ度は思ったより高くなかったです。EDには気合の入った、アニメムービーが流れますが、その後を掘り下げることはしないので、ちょっとあっさり気味ですね。まあ後味は良かったですが。

前述した通り、戦闘もテンポが非常によく、気持ちよくてたまらない作りなのですが、終盤になるにつれて、重くなってしまったのは残念。終盤のダンジョンは、大型の雑魚敵がのし歩いていて、無視することはほぼできない上に、爽快感の要であるブーストストライクが敵のトドメにしかほぼ出せないのです(どうやらブーストゲージが溜まらない仕様になっているらしい)。

本作は主人公でアルフェン以外も操作できるシステムですが、ストーリー進行中はアルフェン以外を操作するメリットがほぼありません。作戦をカスタマイズできるので、それをしっかりやってくれれば、CPUが勝手に回復してくれますし、回復役を操作したいという人はあまりいないはずですので。

しかも、アルフェンはHPを削って繰り出すフラムエッジが非常に強力で、大型の敵は隙あらばこの溜めたフラムエッジを叩きこむというのがルーチンになってしまいます。この溜めたフラムエッジをCPUが自動でやってくれるならよかったのですが、やってくれませんので、自分で操作するのはほぼアルフェンになってしまうというわけです。溜めたフラムエッジを使わないと、体力のある敵を倒すのに延々と時間がかかってしまうのが辛いですね。加えて、HPを削る技なので、毎回、回復の手間が発生してしまうのもテンポを悪くする一因になってしまっています。

どうしても大型の雑魚敵を配置したいのであれば、数を少なくすれば良かったと思います。あとは雑魚敵は最終的には色違いが多すぎて、バリエーションに欠けるのも問題ですね。もう少し、ストーリーが長ければ戦闘は飽きてしまった可能性も高いかも。

少しネタバレになってしまいますが、ラスボスは4連戦で、間に何の変哲もない、普通の雑魚敵戦を挟んでしまうのもマイナスポイント。こんな薄い引き延ばしはプレイヤーにストレスを与えるだけです。これを考えてしまう人のセンスを疑うし、オーケーを出した上の人のセンスも疑います。本当、面白いゲームなだけにもったいない作りでした。

中盤以降のボスは即死級の攻撃を放ってくるので、回復アイテムは必須なのですが、他の人も言っている通り、消耗品の類の物価が高いのも厳しい。回復アイテムと換金アイテムを落とす敵が期間限定でしか出現しませんので、金策が安定してできるようになる終盤まではかなり金欠なので、やりくりに自信が無い人はDLCを買った方が良いと思います。

まとめると、DLCを買ってもいい、なおかつ、王道の国産RPGをやりたいという人には文句なしにお勧めできます。バンナムの企業態度や過去にやった悪行を考えると切なくなりますが、間違いなく面白いゲームです。私は本作をプレイする前にFF7リメイクをプレイしていたわけですが、こちらのアライズの方が、よほど国産RPGらしいです。FF7リメイクは、ストーリーや世界観、UIなど諸々が、むしろ、海外産アクションRPGをやっているという感覚に近かったので。荒ぶる大和魂を感じたいなら、是非、こちらのアライズをやってください。

売り上げもどうやら好調なようですので、次回作も大いに期待しております。バンナムをここまで見直すとは思っていませんでした。アライズ・イズ・グレイト。大きなお世話で恐縮ですが、アイマスなどのソシャゲに札束をぶっこむのは個人の自由ですが、消費者の皆様はできればこちらを買って投資して頂きたい気持ちが強いです。

さて、これからは実績コンプに向けてやり込みますかねー。

FF7リメイク DLC「インターミッション」の感想

FF7リメイクのDLCである「インターミッション」をトロコンしました。

いやー、疲れた。

ルーズソックスを履いてるように見える忍者ユフィと、相棒のソノンのお話ですね。

ストーリーは、恐らく、ゲームを進めていく内に結末が予想できてしまう人が多いでしょう。フラグをビンビン立てまくるので、わかりやすいです。

クライマックスでは、私も「なんてベタな!」って、思わず、つぶやいちゃいましたし。

FF7のキャラは全員、西洋系なので、かなり日本人的な顔立ちをしたユフィを見た時は、結構、違和感を感じましたが、声優さんの演技も含め、魅力的なキャラクターになっていたと思います。

本編のキャラは全員大人なので、こういう子供っぽいキャラは新鮮でした。

相棒のソノンもお調子者キャラの相棒によくありがちな、性格ですが、

堅実にまとまっていて、しっかりと愛着が湧きました。

ソノンは指示はできますが、プレイヤーが操作できないキャラなので、

本編に比べるとヘイト管理が難しく感じましたが、

ユフィはクラウドと違い、近接も遠距離もできるというアクロバティックな性能をしているため、結構、操作していて気持ちよかったです。

どうでもいいですが、ブーメランを使ったギミックはゼルダの伝説シリーズを意識してるんですかね?

まあ近接馬鹿のクラウドより、戦闘部分に華がありましたので、良かった。

トロフィーは結構厄介なのが多くて、コンドルフォート、クラッシュボックスといったミニゲームはネットで下調べなどをしないとかなり難しいです。

前者はマジックボードIIで、メインベースに魔法をありったけぶちかまし、戦闘員で前線を押し上げ、メインベースめがけて、重装甲戦闘員で範囲攻撃、ガードハウンドで止めを刺すという速攻をかけて、チャンプに勝ちました。

タワーディフェンスという狙いどころはいいのですが、速攻でメインベース落とせなかったら、やり直しっていう窮屈な作りはどうかと思いました。実際、ほぼ運ゲーなので、戦略的ではないような・・・。

クラッシュボックスは動画見て、勉強しないとかなり厳しいです。はんいぎり、せんせいこうげきといったマテリアが育っていること、白箱はATBが無ければ手裏剣→回収の連打で壊す、なるべく手裏剣→回収で素早く移動する、あとはかいひで移動しまくるとATBが溜まらないので控えるなどといったコツを知らないと、コンプは無理ですね。

それ以外の難関はストーリーのHARDモードクリアと、裏ボス2つですね。

ストーリーは終盤は連戦は多いですが、それほど難しくないです。こちらをサクッとクリアしちゃうと良いと思います。

問題は裏ボス2つです。私は安定派だったので、バハムートからの連戦は持久戦をしましたが、タイムアタック動画がネットにアップされているので、そちらを参考にした方が楽かもしれません。

最後の裏ボス、ヴァイスは鬼畜の一言。ガード不能技をうけながしで回避して、HEATさせていくのがえらい難しくて、うちのクラウドは斬られまくってました。最終形態になったら終了って話を聞いていたのですが、私はなんとか最終形態で止めを刺せました。本編のラスボスと同様、ギリギリ。本当に心臓に悪い。

それにしてもこのヴァイス、ホストみたいなルックスですが、意外に声が渋くて、実はおっさんだったのかと驚愕しました。あと、髪を洗うのはどう考えても大変だろう、この人。それはクラウドにも言えるが。

持っている武器の造形とか、中二病が過ぎるので、開発者の性癖がにじみ出てて、正直、引きつつも、最高でした。純白の帝王とかまともな人はなのらんでしょうよ。

最後に、結構、楽しめたDLCだったのですが、PS5がなければプレイできない、ストーリーだけのボリュームを考えると定価は少し高い(2,178円)、DLCでこんなにやり込ませるのは正直、どうかと思う(本編で散々やらせたマテリアのAP稼ぎだるすぎ)、ジャンク屋にレアマテリアあるの、意地悪すぎといった不満点はありました。

まあPS5を持っているなら、おすすめのDLCですね。本編同様、トロコンを目指すとちょっと精神的負荷が大きいですが・・・。

ちなみに、最後にがっつり本編に絡むムービーが流れますので、これは開発側からの開発に時間がかかるから、DLCでお茶を濁してね!っていうメッセージを受け取ることができます。

いや、ほんとに早く続編だしてくださいね、スクエニさん・・・。お願いします。

 

FF7リメイクの感想

開発に時間がかかってるだけあって、面白いです。

超絶美麗グラフィックを筆頭にこのレベルの作り込みは恐らく、国内メーカーではスクエニしかできないでしょうね。

「おいおい」と思わず声に出してツッコんでしまうほどの、超綱渡りのギリギリなアクションや爆破シーンがてんこもりで、演出も凝っています。ムービーは頻繁にあるものの、一つは一つは、それほど長くないので、ムービーゲーと批判されることも少なさそう。

まあ「俺たちが一生懸命作ったこの部分、見てみて!」っていう過剰なアピールをガンガンしてきますので、人によってはくどいと思われる可能性もありそうですが。

このあたりの自己陶酔っぷりも、相変わらずスクエニって感じです。気持ちはわかりますが。

戦闘はコマンド式と、アクションの融合が絶妙ですね。

ただ、難易度ノーマルでも敵が強くて、硬いので、一週目はどう考えてもイージー推奨です。

トロコン狙うならどうせハードもやらなければならないですし、早くストーリー追いたい心情として、一週目はイージーがベターです。しかも、2週目からは経験値稼ぎの効率が上がる仕様になってますので。

ハードはマテリアのセッティングが一番の肝になってくるので、これが楽しくもありますが、正直、付け替えは面倒。まめな人は是非ハードやってください。

神羅ボックスをセーブ&ロードで復活させるテクニックを知らないと、かなり苦戦すると思います(せこいですが)。

ストーリーはネタバレを防ぐために深くは触れないですが、原作をそのまま作り直すリメイクではないということは言っておきます。賛否両論あると思いますが、私としてはあの人が結果的に救われるのではないかと期待していますので、ありですね。

プレイしていて、欠点はほとんど見当たらないJRPGの傑作と呼んで言い過ぎではない出来ですが、やたら面倒なミニゲーム(けんすいの上級とか)と、超作業トロフィーの「ベストドレッサー」とかは余計だったのではないかと。

トロコンまでプレイしたので、かなり満足しましたが、本当に続編はいつ出るのでしょうか?今から5年後とかだったらFFリアルタイム世代は老人ですよ、ほんとに。

スクエニさん、早く続編作ってくださいね。よろしくおねがいします。

最近の近況 2021/8/15

千年戦争アイギス

ソシャゲで一番ハマったゲームだったのですが、とにかくガチャ周りがひど過ぎる。黒は99%被る上に、被った先の救済措置が無い。運営は期間限定ユニットばかり増やすのも気に食わない。エンドコンテンツもどちらかというと、頭を使うというよりは、金を使うという方向になっており、そこも悪い意味でソシャゲらしい。好きなゲームでしたが、どんなにゲーム部分が良くても、ソシャゲの癌であるガチャやスタミナなどが足を引っ張っている。ゲームの起動も時間がかかるので、もういいかなって感じでほぼ引退しました。

 

スマホ音ゲーは無反応などに苦しみ、引退

表題の通り、スマホ音ゲーは引退しました。私の端末(iPadiPhone)では謎の無反応と、判定の暴れに苦しみ、音ゲーは楽しませんでした。古い端末ならともかく、新しい機種で、しかもiOSなわけですから、もういいかなと。これから継続的に音ゲー専用の端末を用意していきたいかと言われれば、NOなので引退することにしました。寂しいことは確かですが、ガチャのあるゲームを切る良いきっかけになったと思います。

 

プロセカ

ボカロキッズ狙いの超中二病のシナリオが売り。曲の実装が遅いので、高難易度に挑戦しない人は飽きてる人も多いかも。マルチがオートでできるなら、片手間でやるのもアリかもしれませんが、どちらにしろ面倒なので止めときます。あと、フリックの方向にも判定があるのは、玄人向け過ぎる。

 

ガルパ

スマホ音ゲーの王道的存在ですが、なぜか判定にすごい癖がある。私がEXPERTをプレイしたりするとGREATが200を超えたりするので、やっていて気持ちがよくない。フリックの判定の辛さに目をつぶれば、譜面などは良くできていると思っていたのだが、やっていて気持ちが良くないゲームはやる必要がない。ゲーム自体は好きだし、出してくれるのはありがたいので、Switch版は予約しました。

 

グルミク

スマホ音ゲーの中では一番お気に入り。なんといっても判定の甘さが特徴で、ライブ設定のカスタマイズのバリエーションの多さも素晴らしい。ガチャでキャラが被りまくるので、デイリーをこなすモチベーションは上がってこないのが難点。あと、キャラはムチムチが多くて魅力的なのだが、ストーリーはスマホ音ゲー勢の中ではイマイチな方かも。まあプロセカとか重いストーリーが多いので、グルミクは癒しになってよいのかもしれんが。グルミクだけは私の端末でもそれなりにプレイできるので、またやるかもしれません。とりあえずいつかSwitch版出して欲しいですね。

 

デレステ

幸子、蘭子、ユッキ、りあむ、輝子といった推しキャラがいるので、引退したくなかったのだが、音ゲーとして評価すると、うーんって感じになるゲーム。ライブをプレイするのには基本的にスタミナがいるし、育成要素の複雑さを考えると、やはり、音ゲーというよりはアイドル育成ゲームって感じですね。音ゲーに特化したアイマスをSwitchとかで出して欲しいですが、あのバンナムがそんなことをやるわけないっすよね。

 

ウマ娘

現在、唯一課金してるソシャゲ。一言で言うと、可愛い女の子が歌って踊る、戦闘はオートプレイのパワプロです。因子厳選などランダム要素が多く、超絶時間がかかるゲームなので、暇人向け。手軽にできるので、電車通勤などをしている人にはいいかも。ただ、石が非常に高く、ガチャはキャラとサポカの2種類があり、サポカは完凸前提。ちなみに、月に10万以上ぶっこんでいる人もざらにいるみたいです。ウマ娘というコンテンツ自体は良いのですが、元々、私はソシャゲそのものがゴミだと思っているので、そのうち止めるかもしれません。将来的に、サークルも自分で作ろうかなー。

beatmania IIDX INFINITAS ベーシックコースを解約しました 遅延対策まとめ

beatmania IIDX INFINITAS ベーシックコースを解約しました。何で解約したの?と聞かれれば、私のPC環境では音ゲーは無理だと判断したからです。もっと正確に言うと、私のPC環境では、音ゲーの高難易度の譜面をプレイするのは難しいということです。正直、INFINITASを舐めてました。音ゲーごときにハイスペックのPC環境は必要ないと。私の環境は以下の通りです。

 

CPU:AMD Ryzen 5 3400G

メモリ:32GB

グラフィックボード:GTX1050Ti

モニタ:ASUSゲーミングモニター 27インチ VG278QR

 

ネット上で、低スペックのPCで動きますよーって記事を多く見かけますが、うのみにしないほうがいいです。それはゲームが動くってだけの話です。どういうことかというと、音ゲーは簡単な譜面ならほとんどのPCで快適に動くと思いますが、ノーツが多くなる、高難易度の譜面になると話は全く変わります。環境が良くないと、音がズレる、映像の処理がおかしい、判定がおかしい、よって、リズムに乗れなくなるので、INFINITASはちょっと譜面が難しくなると、AAA評価を取るのは無理だと思いました(変態な人は取れるかもしれませんが、どちらにしろ音ゲーとしてリズムに乗ってやれないのは致命的です)。もちろん、高難易度をクリアすることや、ハイスコアを取ることが音ゲーの全てではありません。しかし、私の中では、高難易度曲を頑張ってクリアできるように努力し、目標を達成した時の喜び、すなわち、自分自身の成長こそが音ゲーの神髄であると考えていますので、高難易度曲をまともにプレイできないのはありえないなと思い、PCで音ゲーをプレイするのは難しいと判断しました。それで、ベーシックコースを解約したというわけです。私と同等か下回るスペックのPCでINFINITASをプレイしようとするのは自殺行為かと思われます。本当はおうちボルテもやりたかったのですが、仕方ないですね。モバイルに関して言えば、うちにはiPad Proがありますし、据え置きなら、初音ミク Project DIVA Future Tone DX』のHORI製コントローラもありますので、そちらで音ゲーやった方が幸せになれると判断しました。据え置きならほぼモニタだけに気を遣えばいいはずですから楽ですよね。そんな訳で、今はRock Bandのギタコンとドラムコンを手に入れようとやっきになってます。誰かに安く譲ってほしいと思いますが、なかなか見つからなくて辛いですね。今はebayと悪名高きセカイモンで入札しているので、手に入ると嬉しいです。せっかくなので、私がINFINITASを快適にプレイするために試したことを以下にまとめます。連日、徹夜で頑張って検証したのは、今となっては良い思い出ですね・・・。

 


◆音楽無しでプレイ
◆ASIOforALLをヘッドセットに使用
◆MOVIEをオフ
HDMIケーブルからDPケーブルに変更
◆グラフィックボード(NVIDIA)の設定
 低遅延モード:ウルトラ
 バーチャル・リアリティ・レンダリング前フレーム数:1(上げ下げしても変わらず)
 垂直同期:オン(オン→オフ試してみましたが、あまり変わらず)
 優先的に使用するリフレッシュレート:アプリケーションによるコトロール
 最大フレームレート:オフ
 電源管理モード:パフォーマンス最大化を優先

 カスタム解像度で1280x720、60Hz
◆グラフィックボード(NVIDIA)の設定
 テクスチャ フィルタリング-クオリティ:ハイパフォーマンス
 アンチエイリアシング - モード:オフ
 アンチエイリアシング - 設定:なし
 異方性フィルタリング:オフ

デスクトップのサイズと位置の調整>スケーリングを実行するデバイス
を「GPU」にして、「ゲームとプログラムによって設定されているスケーリングモードを上書きする」にチェック

◆グラフィックボードを交換
GTX1050Tiに交換
DPケーブルで接続時にグラフィックボードの設定で、
モニターテクノロジ:固定リフレッシュレート
トリプルバッファリング:オン

◆現在のディスプレイ設定
解像度:1280x720
リフレッシュレート:120

WASAPI共有モードや、FPSを60に固定もしてみましたが、この2つの設定にしていいことは全く無かったですね。ゲームが起動できるってだけです。
 
今はモバイル版の弐寺をやっていますが、せっかく買ったPHOENIXWANが使えないっていうのはきついですねー。エントリーモデルは、これが5000円とかなら全然許せますが、税込み16,280円というのは、非常にコスパが悪いです。専コン使わないでやると弐寺の独自性が超薄まるので、やるなら買わざるおえないのが辛いですが。Bluetooth付きで、これより一段上のミドルクラスの専コンを出して欲しいところです。モバイル版の判定が甘いっていうのは、モバイルの特性上、仕方がないですし、そもそも私は判定が甘い音ゲーが好きな人なので、それは我慢できます。しかし、モバイル版は段位認定が無いのは寂しいですね。まあ、そのうち、アップデートがくるのかもしれませんが。

これから弐寺を始めるのにお勧めの機種は?

ハイスペックのPC、モニタを持っているならINFINITAS、ややお手軽に始めたいならモバイル版だと思います。INFINITASは前述した条件と合わせて、自分の環境に合った設定を試行錯誤することになります。断っておきますが、それをやっても最高の環境でプレイできるとは限りません。モバイル版ならiPad Proを買えば、恐らく、それが最高の環境でしょうし、他モバイル音ゲーと同様に、iOSのアップデートの度に設定を検証する必要があると思いますが、INFINITASの設定に比べれば、圧倒的に情報が多くて調べやすいですし、それだけクリアできれば誰でも快適にプレイできると思います(アプリ側の不具合はどうしようもないですが)。ただ、エントリーモデルのチープな出来は妥協する必要があります。私もお金があれば、ハイスペックPCでINFINITASをやりたいのですが、その肝心のお金が無くて辛いです。それでは、皆様、良い音ゲーライフを!

 

 

beatmania IIDX INFINITAS 始めました

beatmania IIDX INFINITAS」を始めました。ゲーセンで弐寺をやったことは一度もありません。完全初心者です。今はネット上で、弐寺というのが通称のようですが、私が子供の頃はネットが無く、未だにこの呼称は言い慣れません。あと、「INFINITAS」をよく、「INFANITAS」と読み間違えたりします。さて、前置きはこれくらいにして、「INFINITAS」を始めて一週間くらいが経つので、記録しておきたいと思います。

とっつきはめちゃくちゃ悪かった

今では結構、熱中してやっている「INFINITAS」ですが、とっつきはめちゃくちゃ悪かったです。簡単なレベルからやっているので、当然ですが、譜面は理解できます。しかし、とにかく鍵盤を押し間違えます。スマホ音ゲーなら、基本的に2本の指を使い、そのままタップすればいいだけで、何も考える必要がないのですが、「INFINITAS」はノーツが来たら、「この指で叩け!」と脳に指令を送らないといけません。スマホ音ゲーに、ワンステップ処理が増える感じですので、とにかく戸惑いました。基本的にミスというものは、だいたいが鍵盤の押し間違えだったので、「俺は向いていないんだろうか?」とか、「どう楽しめばいいんだ?」とか途方に暮れてました。

他の音ゲーでの経験は生きた

昔の私でしたら、上手くいかないゲームは自分に向いていないんだとすぐに投げてしまったと思いますが、他の音ゲーで学んだ、「すぐには上手くならない。上手い人は確かなキャリアがある。細かいことはいい。慣れろ」との絶対真理を理解していましたので、とにかく毎日、少しでもいいから触るというのを繰り返しました。そのおかげで、大分、押し間違えは減りました。もちろん、今でも押し間違えは多いので、これは研鑽あるのみですね。

今までやった音ゲーと比べてどう?

私の音ゲーの初キャリアは「パラッパラッパー」をやって、すぐに投げたというのが、一番最初だと思いますが、しっかりと本気で取り組んだのは、Project Divaでした。その頃にちょっとボカロに沼ったりしたのは、良い思い出です。確か、PSPけいおん音ゲーもやってましたね。懐かしい。それで、そこからだいぶ歳を食って、今ではスマホ音ゲーを入り口に、音ゲー地獄にハマってしまって、今に至るという訳です。それで弐寺の話に戻りますが、流石、歴史の長いゲームだけあって、色々古い感じはしますね。収録曲はDJがコンセプトなので、基本的に打ち込みインストがメインで、MVのセンスも一昔前という感じで、垢抜けない感じがします。スマートに見えて、この泥臭さは流石、コンマイ、いや、コナミという感じです。しかし、SUD+ができますし、スマホ音ゲーより高い演奏感を味わうと、流石、音ゲーの王様だぜ!とか思ったりします。

弐寺ってどうなの?やるべき?

興味がある人はプレイしてみていいのではないでしょうか。一番、いいのは本場のゲーセンに行くことだと思いますが、難しい人もいると思いますので、そういう人は「INFINITAS」かモバイル版を触ってみてください。ただ、弐寺を専コン以外でやるというのは旨味が少ない感じがしますので、初期投資に戸惑ってしまう人にはやはり、おすすめしづらいのは事実ですね。専コンを使うと、ほぼほぼ楽器を扱うようなものですので、毎日コツコツやるというのを習慣付けられないという人は止めておいた方よいでしょう。

専コンのエントリーモデルはどう?

ゲーセンというか、一回も弐寺をやったことが無い人は作りのチャチさは気にならないかと思います。最初は皿の小ささえ、我慢すればいいかなと思っていました。ちょっと使い慣れてきて、鍵盤を押したはずなのに、反応してないとか、そういうケースがあるので、やはり、世間の評判通り、駄目な作りをしているんでしょうね(しっかり押す癖をつけないと駄目です)。しかし、コンパクトであることと、Bluetoothが使えるという点は最高ですね。

PHOENIXWANはどう?

流石にエントリーモデルよりは上質です。本当は日本のメーカーがこういうものを作って欲しいのですが、難しいのですかね。私は、LEDを3色弁当にして、他はデフォルトです。一軒家に住んでいるので、静音性は気にしなくていいのかなと現在のところは思っています。デカくて場所を食うのが難点ですが、これを使うと、本当にエントリーモデルはおもちゃなんだなと感じますね。皿はでかい分、回しやすいです。ちなみに、皿の挙動がおかしくなった場合は、恐らく、そのゲームに対応しているモードになっていないのだと思います。「INFINITAS」モードにするのを忘れずに。

一週間でどのくらい上達したの?

晒しておきますね。

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こんな感じです。もちろん、自覚していますが、超下手です。ALL BEGINNERフォルダのLV1をフルコンするのに、2日くらいかかったと思います。そのくらい、最初は上手くいきませんでした。現在は、調子が良ければ、LV2をフルコンでき、LV3はクリアできない曲が多いって感じです。同時押しとか絡められると簡単に崩壊します。恐ろしい子!いや、ゲームです。「INFINITAS」は楽曲の解禁の敷居は評判に聞いていた通り、すごい高いですね。モバイル版は、専コンのチープさと判定の甘さが気にならなければ、結構良い感じだと思います。沢山やりたきゃ月額料金を払え!っていうのは賛否両論あると思いますが、ゲーセンに行くよりは全然安いですし、モバイル版はコスパは良いと思います(INFINITASに比べての話ですが)。そもそも、日本人はソシャゲで脳が麻痺していると思いますが、完全無料でゲームを遊ばせろ!なんていうのは、完全に思考が暴力なのは間違いないです。まあ美麗な3Dグラフィックのゲームが溢れている現代においては、弐寺は作り自体に、金があまりかかっていなんだろうなって感じは確かにありますが、細かいことはいいっこなしですね。最近は、STGや2Dプラットフォームのゲームも盛り返してきていますし、シンプルなゲームが再認識されている印象があります。この時流に乗って、音ゲーも再びブームになって欲しいですね(スマホ音ゲーはブームになってるのかな?)。ユーザーが増えると良いことがありますし、コナミには頑張ってもらいたいです。