ゲームと音楽のネタ帳

ゲーム、音楽に関することを書きます

アニメ感想まとめ 2021/12/18

せっかくなので、最近見たアニメの感想をまとめました。

※★をつけたのは個人的にはおすすめ出来る作品

 

★魔王学院の不適合者 〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜

生まれ変わった魔王様が、

自分の子孫たちが集まる学校に通うお話。

イケメン魔王が次々と可愛い女の子を手籠めにしていく話なのかと

思っていました。

しかし、見終えて、そんな浅はかな念を抱いていた私は、

両ひざをついて反省することになりました。

実はやたらいいお話が多いことにびっくり。

暴虐な魔王様かと思っていたら、

転生した先での両親を超大事にしたり

(母親のピンチに駆けつける魔王様がかっこよすぎて泣いた)、

お抱えのファンクラブが何故か応援歌で、

魔王様にエールを贈ったりする胸アツ展開を見た瞬間に、

本作に対する印象はガラリと変わりました。

終盤は少し駆け足気味な展開になるのは残念ですが、

ただの無双アニメとバッサリできない不思議な魅力と、

謎の説得力は最高でした。

ツイッターで、私が書いた、このアニメに対する感想にだけ、

いいねが来たということからもわかりますが、

強烈なファンが存在するのも納得の作品。

 

僕は友達が少ない

友達が全くいない残念系な少年少女が集まった部活で、

繰り広げられる人間模様が面白い。

とにかく登場人物のほぼ全員が残念で、口が悪い。

特に初期の夜空のイカレッぷりには特筆すべきものがあり、

その清楚そうな見た目にそぐわない言動と行動には笑えます。

更に、全てにおいて完璧なのに、

あまりに性格が残念過ぎる星奈がヒロインとして最強。

ある意味、

金髪巨乳系ヒロインの一つの頂点が彼女なのかもしれません。

作中でもヒロイン力という意味では、

夜空を完全に食ってしまっていますしね。

夜空もいいキャラなのですが、

作中でビジュアルが変わってしまったのは、

個人的には残念。

あとは、2期になるとシリアス成分多めになるので、

最大の特徴である残念ギャグ要素が薄くなってしまうのが難点。

まあトータルで見てよい作品ではあると思います。

 

エロマンガ先生

俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の原作者による妹コメディ。

ラノベ作家が主人公なので、

一般人にはちょっと感情移入しにくいものはあるが、

妹コメディとしての安定感は流石の出来。

桐乃が暴力的過ぎて反省したのかはしらないが、

今回の妹は少しおとなしめな感じの暴力系(?)で、

微笑ましい。

他の二人のヒロインがあまりにもちょろ過ぎる為、

首をひねってしまう部分があるが、

とりあえず妹モノが好きならおすすめ。

 

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

ゲーム化もされているので、ラノベアニメでかなり有名な作品。

疎遠になっていた妹と兄がエロゲーで絆を取り戻すお話。

声優陣も豪華かつ、黒猫やあやせといったヒロインも魅力的なので、

ブコメとして高く評価できる作品です。

ただ、あれだけ好き勝手にやっておきながら、

結局は現実的な結末に落ち着くので、

最後まで見るとモヤモヤ感を残すのが難点。

フィクションの娯楽作品に、

こんな大人で常識的な結末を用意されてもねえ・・・。 

 

中二病でも恋がしたい!

中二病の少年と、現在進行形で中二病の少女の恋物語

京アニ製なので、出来が良い。

女の子は複数出ますが、

主人公はメインヒロイン以外にはほぼ見向きもしないので、

アンチハーレム作品と言えますね。

恐らく、音楽やらゲームといった創作物に触れていた人なら

大体の人は中二病を経験していると思います。

そんな黒光りする甘酸っぱい思い出を味わえる良い作品でした。

 

★ 彼女、お借りします

一応、漫画を買ってしまうほどハマった。

彼女にふられた冴えない主人公が、

お金で彼女をレンタルして、本物の恋を目指す物語。

とにかく、メインヒロインの水原が魅力的で、

主人公よりも水原の方がずっとイケメンなのが笑えますね。

序盤の頃は主人公がクズにもほどがあるので、

嫌悪感を抱く人の方が多いと思いますが、

1期の終わりの頃にようやくまともな感じになります。

それにしても原作者は絵が超上手いですね。

今まで見たラブコメ漫画の中でトップクラスに、

キャラが可愛いと思います。

主人公が大学生なので、下ネタは多いですが、

ブコメ好きなら楽しめるかと思います。

 

Re:ゼロから始める異世界生活

大人気ラノベ作品。超有名なので、

見てみたのですが、めちゃくちゃ、

ハードなダークファンタジーで気がめいりました。

はっきり言って鬱展開のデパートです。

怖いもの見たさでどんどん先を見てしまう中毒性は、

アニメ作品の中で上位に位置します。

主人公を含めた味方陣営が無残にも惨殺されるシーンが多く、

その後に光が見えてくる展開なので、

中盤まで我慢が必要ですが、

最後まで見終えた時の達成感と爽快感は見事の一言です。

貴重なダークファンタジーものとして高く評価できますので、

ラノベだからと敬遠している人は是非チェックして欲しいです。

 

異世界はスマートフォンとともに。

異世界に転生した主人公がスマホを使って、

無双して、ハーレムを築く話です。

主人公に頑張って感情移入して、

可愛い女の子にちやほやされる感覚を味わうには良い作品だと思います。

深いお話は皆無なので、

作家の妄想炸裂をギャグとして

許容できる心の広い人にだけおすすめしておきます。

個人的には嫌いじゃないんだけどね・・・。

 

★たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

ラストダンジョン前に住んでる最弱の少年が、

都会に出て最強になるお話。癖が強い登場人物にでるアクの強さが、

なんとも良い味わいを醸し出している。

ラスダンに目をつける感性は素晴らしいと思います。

 

俺だけ入れる隠しダンジョン

隠しダンジョンに入って、こっそり強くなって、

下剋上して、モテモテになるお話。

異世界はスマートフォンとともに。」ほど、

薄っぺらくないものの、

胸やけするほどのハーレム展開は、

お堅い人は間違いなく拒絶反応を起こすでしょう(笑)。

こちらもギャグとして楽しむのが正解。

 

★くまクマ熊ベアー

超冷めた感じの少女が、

くそださい装備を使って人助けをし、

自分の大切な場所を築くお話。

タイトルとビジュアルで色物に見えるかもしれませんが、

超ハートフルで優しいお話にびっくりすると思います。

子供好きかつ世話好きで、ひねくれているようで、

実は曲がったことが嫌いな主人公は好感がもてますね。

基本的には無双ものなので、

バトルを楽しみたい人には不向きですが、

心温まるお話を探しているならおすすめできます。

 

この素晴らしい世界に祝福を!

異世界もので最も有名な作品の一つでしょう。

クズで卑怯な主人公、酒ばかり飲む駄目な女神様、

爆裂魔法一回でお荷物になる魔法使い、

いたぶられると興奮するドMな変態壁役の女騎士と、

キャラが立ちまくったパーティが魅力的。

辛気臭い展開をほぼ排除して、

ここまで笑える展開を連射するのは純粋にすごいですね。

大ヒットしたのも納得しました。

 

はたらく魔王さま!

たまにある魔王を主人公とした作品。

バーガーショップでバイトから正社員を目指す魔王が、

なんでこんなにもかっこいいのだろうか(笑)。

日笠陽子さん演じる、

ツンツンした女勇者キャラが可愛いので、

その手のキャラが好きなら一見の価値あり。

ギャグあり、シリアスありで、

娯楽作品としての完成度は高いですね。

来年の7月に2期が放送されるみたいなので、楽しみです。

というかなんで今まで2期がなかったんだ?

 

魔法科高校の劣等生

魔法が実用化された世界で繰り広げられる魔法バトルものです。

主人公の方の兄はFPSの主人公にできそうな暗くて重いバックボーンがあります。

学園ものかと思ったら、

世界中から思惑をぶつけられるスケールのでかさはすごい。

女の子も複数出ますが、ハーレムになるどころか、

主人公はほぼ妹にしか感情を動かしません。

そんなわけで、Wikiにも書いてありますが、

ラノベではなく、ジュブナイルとして楽しめると思います。

見た目以上に硬派でかつハードボイルドな作風で、

好感がもてました。

 

★精霊幻想記

よくある異世界転生もの。

貴族に差別されながらも、

実力で下剋上するという展開もよくある話ですが、

世界を旅してる感はすごくいいですね。

主人公はほぼバトルでは苦戦しないので、

無双ものが嫌いな人はダメかもしれません。

各地に現地妻を作る展開は、

イースのアドルっぽくて個人的には面白いんですが(笑)。

八男って、それはないでしょう!

最大の魅力はデーモン閣下によるメタメタしい主題歌!

といったらかわいそうなので、

内容の方はまあよくある異世界転生モノです。

貧乏貴族の八男に生まれた主人公がとんとん拍子で、

出世していくサクセスストーリーで、

ほぼ無双ものです。

それでも後半になると兄との確執や、

貴族間のしがらみを描いているので、

中々楽しめました。

ヒロインの3人がついでというか、

おまけでくっついてくるような感じなので、

どうも思い入れが薄いのが難点。

特に正妻はせっかく貴重な金髪美少女シスターなのだから、

もう少しキャラを立たせてもよかったのではないかと。

いくら政略結婚とはいえ、

主人公との結びつきが弱い気がする。

そんなこと思っているのは私だけですかね・・・。

もしかしたら原作だともっと掘り下げてるのかもしれません。

 

勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。

勇者になる直前で、魔王が倒されてしまい、

しぶしぶ家電量販店に就職した主人公が、

魔王の娘と交流するお話。スレンダー系もいるが、

ムチムチな感じのキャラが多くていいですね。

コメディものとしても面白いですが、

勇者とは何なのか?魔王を倒すことだけが勇者なのか?

そういった問いに答える意外にも深いテーマを扱っているのには、

びっくりしました。ローソンが作中に登場してますので、

からあげクンを愛してやまない諸兄にもおすすめ。 

 

★ありふれた職業で世界最強

異世界にいっても無能の烙印を押された主人公が、
奈落の底に落ちて、気弱系からオラオラ系に変身するお話。

邪魔するものは全て殺すといった価値観を得た主人公が、

過去に蔑まれていたクラスメイトと再会するシーンなんて鳥肌もの。

主人公のタイプは、よくある正義漢ではなく、

アンチヒーロー/ダークヒーロー系で、

銃器をスタイリッシュにぶちかますアクションはかっこいい。

多感な時期にDevil May Cryといったガンアクションに

触発された皆様は是非チェックしてもらいたい作品。

そこの貴方、神殺しって、ワード、最高にわくわくしないか?

 

★俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している

ろくでもない脳内選択肢に従わなければならない主人公が、

学園内で変態扱いされながらも、

その呪いを解くために奮闘するお話。

とにかくギャグシーンが多めでテンポが良く、

非常に濃いキャラが多く登場するので面白いです。色物と思いきや、

実は「愛」をテーマにした深い作品だったりします(笑)。

空戦魔導士候補生の教官

主人公が落ちこぼれ小隊の教官になる展開は、

ラノベではわりと珍しく、スポ根ものに近いイメージ。

とぼけた感じで、

ひょうひょうとした主人公も珍しいタイプではありますが、

その下につく生徒たちもいいキャラしてますね。

特に超ナルシストなリコは喋るだけで面白いです。

主人公の隠し事を知りたいので、その内、原作も読んでみたいですね。

★彼女がフラグをおられたら

あまり深く言うとネタバレになってしまうので、

簡単に言うと「ラノベ界のマトリックス」ですかね。

ハイテンションなギャグシーンや、

女の子が大量発生するハーレム展開は、

ラノベの王道といった感じですが、

伏線を回収していく後半の怒涛の展開を見ると、

ラノベよりさらにもう一歩踏み込んだ感じの、

ギャルゲーテイストと呼べる作品ですね。

アニメだと説明不足な部分が多いのはきついですが、

原作ファンとしては、

映像化されたのは感慨深かったです。

落第騎士の英雄譚(キャバルリィ)

タイトルそのまんまです。

主人公はツンデレ赤髪巨乳であるステラと速攻にくっつき、

それ以外目には入らなくなる盲目ぶり。

後半、主人公はとある事情でめったうちにされますが、

ステラとの絆の深さで復活し、

壁を超える展開には心が打たれました。

こういう描写はハーレムものではできないので、

この作品ならではの魅力ではないでしょうか。

ハーレムではなく、一途な主人公を見たい!

という人にはおすすめできる作品だと思います。